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2017/08/23

薬丸野太刀自顕流 薩摩藩最強の剣





https://youtu.be/9_irzlEiJQA

薬丸野太刀自顕流剣術。

薩摩には二つの「ジゲン流」が有る。
示現流と野太刀自顕流である。

示現流はタイ捨流を学んだ後、天眞正自源流を修めた東郷重位によって戦国時代の末から江戸時代の始め頃に創られた流派である。
重位が島津家久の師範役となって以来、薩摩藩で伝承され主に上級武士が修行した。

野太刀自顕流は江戸時代後期、示現流を修めた薬丸兼武が示現流と薬丸家伝の野太刀の技を統合して創始した流派である。
野太刀自顕流は薬丸流、薬丸自顕流などとも称されるが野太刀自顕流を正式としているようだ。
主に下級藩士が学んだため、幕末に活躍した薩摩の志士達は皆この野太刀自顕流の使い手であった。
新選組の近藤勇が「初太刀は必ず外すように」と言ったジゲン流こそ野太刀自顕流である。

その野太刀自顕流の剣の基本理念は、「猿叫」と呼ばれる気合(一般的には奇声に聞こえる)を発しながら全身全霊を込めた一撃で相手を一刀両断にするという極めて激しいもので、「初太刀のみで二の太刀を必要としない」と言い切る豪剣である。

戦前までは代々薬丸家で野太刀自顕流を継承していたが、戦後第十二代薬丸兼吉が薬丸家での継承を放棄したため高弟達が兼吉の許しを得て研修会を発足した。
現在では研修会とそこから独立分派した複数の団体で継承されている。

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