https://youtu.be/5VuvhmuzHBc今回は合気会・田村信喜師範、合気勁・伊藤真一師範、日野武道研究所・日野晃師範という全く異なる武術の達人たちの技を見てみたい。
合気会・田村信喜師範は植芝盛平の直弟子として長年フランスで指導と組織作りに尽力した功労者で、日本国内よりも欧州に於いて高い知名度を誇った。
その田村師範の合気は、実に柔らかく優しい印象だ。
相手に腕を掴ませない所謂触れ合気も披露しているが、その技も精妙で穏やかなものだ。
合気勁・伊藤真一師範は新中国拳法・九星会代表として拳法家の立場から合気を研究し合気勁の技法を発見した。
合気勁は拳法的な勁力を用いた独特な合気技法のようだ。
日野晃師範は日野武道研究所所長として独自の武道を探求し続けている。
ここで日野師範が見せているのは纏絲勁的な技法を用いた合気と崩しである。
また頭合気も披露しており、その高い技量が伺える。
近年は大東流や合気道以外の武術家も積極的に合気技法の研究をしており、続々と新たな合気理論が発表されている。
その中から植芝盛平や佐川幸義の再来と呼ばれるような武術家は、果たして現れるのだろうか。
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