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2017/05/27

黒田鉄山 型と指導 龍之巻 人之位・地之位(四心多久間流柔術) Kuroda Tetsuzan





https://youtu.be/49Xay-Qp2-c

振武舘・黒田鉄山師範による四心多久間流柔術の模範と指導風景。

模範の型演武において黒田鉄山師範が一部受けを取っているが、振武舘における柔術の稽古は独特で、上位者が技を受ける場合に敢えて相手の技よりも早く受け身を取ることが有る。
これは上位者自身の稽古として、また本来の型の速さを教える為など理由が有るのだろうが、面白いのは振武舘理論の通りに正しく速い受けを取られると技を掛けている方が体を崩されてしまう場合が有る事だ。

通常、相手の技よりも早く受け身を取ると稽古にならず、ただの馴れ合いでしかなくなる。
しかし振武舘においてはこのような方法も一つの有効な稽古法として確立している。


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2017/05/27

黒田鉄山 型と指導 表居取・裏居取(四心多久間流柔術) Kuroda Tetsuzan





https://youtu.be/DncMwwb55Qw

振武舘・黒田鉄山師範による四心多久間流柔術の模範と指導風景。

黒田師範が事も無げに行う模範の型が如何に難しい物かは後の指導を見れば解るだろう。
技を受け理論を聞いて理解しても身体は決して黒田師範と同じようには動かない。
スポーツであれば精度は兎も角、同じ動作を真似ることは出来るが、黒田鉄山師範の身体の使い方は真似さえも困難至極である。

黒田師範は柔術の指導中に「鞘引き」「抜き付け」など居合術の身体操法を例に出し、同一の理論により技が成り立っていることを説明している。
正しく居合術を修めれば柔術も同様に上達する、当たり前のようだが異なる武術を同時に学ぶと両方が足を引っ張り合う事も珍しくはない。
しかし振武舘では流祖の異なる複数の流儀が同じ理論の元で統合的に指導されている。

これは振武舘の持つ歴史と伝統、そして黒田鉄山師範の才覚による理想的な武術指導の一つのカタチであろう。


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2017/05/23

黒田鉄山 一瞬の崩し 稽古で力を抜く理由 Kuroda Tetsuzan





https://youtu.be/AQNdRdQbYL4

振武舘・黒田鉄山師範の指導風景だが、相手は他流派の修行者である。
一般的な武道と力を否定した武術の対比がよく観える。

力一杯に向かってくる相手を黒田師範は僅かに上体を変化させることのみで崩してしまう。
さらに相手の攻撃の意思を察知して瞬間の体の変化のみで投げてしまう。
ここで黒田師範は相手の攻撃の意識を極めて明確に察知している。
そして相手の意識と動作のタイムラグについて「夜が明けてしまう」と、その時間差を表現している。

何よりこの一連を黒田師範は「型にすらならない」と言っている。
振武舘道場における「型」が如何に高度で厳密なものかが表れた言葉だ。

また振武舘道場ではこの「型」の稽古で物理的・肉体的な速さだけでなく、意識と肉体の間の速さ、相手の意識を察知する速さまでをも鍛錬することを可能にしている。


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2017/05/16

黒田鉄山 これは合気ではない!振武舘の遊び稽古 Kuroda Tetsuzan [This is not Aiki]





https://youtu.be/822NA0J2xPk

黒田鉄山師範の振武舘では型稽古の前に型の理論を抽出した動きの確認としての遊び稽古が行われる。
この遊び稽古を見れば振武舘武術の理論を体現することが如何に難しいかが理解できる。

一見すると合気に見える技ばかりだが、黒田師範によるとこれらの技は合気ではなく、あくまでも型の理論通りの動きが出来ているのかの確認であると言う。

確かに合気であれば最後まで接触を保ったまま技を終えるが、この合気揚げのような稽古では黒田師範が手を揚げた途端に相手は弾けるように後方に倒れている。
このような技は合気ではなく「斬りの体捌き」により実現するものだと言う。
さらに正中線・順体・無足など振武舘の理論を体得することにより、一見実に不可思議な技の数々が可能となる。

これほどの内容の稽古を「遊び」に過ぎないと言う黒田鉄山師範が追求する「型」の価値を、現代の武術修行者はどれだけ理解出来ているだろうか。


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2017/05/16

黒田鉄山 駒川改心流剣術 演武 Kuroda Tetsuzan





https://youtu.be/dFJ1VztrZrg

黒田鉄山師範による駒川改心流剣術の演武。

黒田師範の剣術はとにかく速い。
組太刀で相手が居るため動作も多く、居合術よりも更に速く見える。
黒田師範の剣術が他の武術家と最も異なるのは、速さのために型の動作を省略しない所だ。

普通、達人と呼ばれるほどの武術家でも速さを求めると型をある程度省略して演武する。
勿論、他流派の人間には解らない程度だが、型を型通り演じるとどうしても速さに限界があるからだ。
なので伝統の型を崩さないように速い演武や稽古を嫌う流派や師範も多い。

しかし黒田鉄山師範は型を型どおりに演武し、尚且つ余人には真似の出来ない速さを体現する。
黒田師範は「型は実戦の雛形ではなく、理論を学ぶものだ。」と指導しているが、型の本質を理解し追求し続ければ現代の常識では測れない古の侍の技と身体を獲得できる事を自ら示してくれている。


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